香港での携帯契約(隔離期間中)~完結編~
おはようございます。
先日の記事で香港での隔離期間中の通信手段をどうしようかと
だらだらと書きましたが、ここ数日でなんと答えが出てまいりました。
ご参考までに前回の記事を↓↓
選択肢の1~3のうち、どれでもありません。
ででん。
そう、楽天モバイルです。
たまたまCMが流れてきてハッとしました。
香港現地で日本の回線を使うことはないので、実質滞在中は0円で
一時帰国や任期を終えて帰ったときに電話番号が変わることなく使えて
素晴らしいのでは、と思い色々と調べました。
まず注意事項。
下のほうに小さい字でいろいろ記載がありますが、読んでいくとこう書いてあります。
"一定期間以上回線のご利用がない場合は、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。”
ふむふむ。
この"一定期間”とはいったいどれくらいなのか、約款を探してみると
"2021年7月1日(木)より、Rakuten UN-LIMIT VIの1回線目において180日間ご利用がなかった場合に、事前に通知した上で当社が利用停止できるよう規約を変更いたします。”
ということです。
その後、出先に楽天カウンターがあったので直接聞いてみました。
HPにも詳細に書かれていますが、
楽天モバイルでは海外の指定された66の国と地域では
海外ローミングでデータ通信料が使用でき、毎月2GBまでが無料になります。
この66の国と地域に香港が含まれています。
海外赴任をすることなどを正直に事情を説明し、
そのうえで楽天モバイルを検討していると伝えたところ
「香港なら2GBまで無料になるし、180日に一度なんらかデータ通信を使用して
もらえれば問題なく契約し続けてもらえます」
と言ってもらえました。
これも現時点での約款なので今後変更されることもあるでしょうが
隔離期間中の、
というか香港に赴任している間は楽天モバイルに決めようかと思います。
香港での携帯契約をどうするかはまだ全然案がないけど、
契約するなら香港でデュアルSIM版のiPhoneを買って、
香港用と日本用と2枚SIMを入れておくのもいいなぁ。
夫の同僚の方は日本の契約をそのまま残していて、
香港では社給スマホのみ(個人では契約しない)という方が多いようなのですが
じゃぁ奥様はどうなさってるのか…。
また夫に聞いておいてもらおう。
決して楽天の回し者ではないんですが、
「使わなければ0円」は海外駐在者の電話番号は維持したいけど
使いもしない契約にお金払うのもちょっと…という心理にやさしいプランですよね。笑
番号を保持するなら大手3キャリアでは契約の一時休止もできますよね。
400~500円くらいで最大5年間、電話番号とメールアドレスを保持していてくれます。
格安スマホに乗り換えて安い月額で契約を維持していくのがいいのか、
大手キャリアで契約休止サービスを使うのがいいか、
そもそも日本の契約を解除してしまうのがいいか
それぞれにメリットデメリットがあると思いますので
色々な選択肢を調べたうえで自分に一番合うものを選びたいですね。
こちらの記事もご参考までに↓↓
メリットデメリットがわかりやすく比較されていました。
海外赴任時に携帯電話の契約はどうするのが得?解約と番号維持について比較
ということで香港渡航後の携帯契約、
隔離期間中どうしよう?問題は解決しました~ 完結!
香港での契約をどうするかはもう渡航後に決まりそうです。
考えるの疲れてしまった。笑
ではまた!
香港での携帯契約(隔離期間中)
さて、本日は香港入境後の通信手段について。
香港では以下の2種類の通信方法があります。
【1】日本と同じようにキャリアで契約して端末代と通信料を払う
ただし、日本ではもう廃止になりましたが
香港のキャリアは2年縛りが基本ルールのようです。
これは予めデータ通信料や使用期限が決まっているSIMのことです。
Amazonで検索しても沢山出てきますし、
香港の空港やコンビニ、量販店等で気軽に購入できるようです。
ショップに契約しに行くこともなく手元で設定できるのが良いですね。
ただし容量や期限も様々、データ通信に特化したもの、
電話も使えるもの、など種類も様々… なので、比較するのも大変そう。
ギガを使い切ったらどうなるのか?使用期限が来たらどうなるのか??
電話番号がコロコロ変わってしまうのか??と一瞬疑問がよぎりましたが、
期限内にデータ通信料を使い切ってしまったらチャージして
同じ番号を使い続けられます。
最初はまぁ現地のキャリアで契約すればいいか…とも思ったのですが
プリペイドSIMもアリだなぁと思い始めました。
実際にSIMにしたとして、どれを持つかはもう少し調べて
現地で生活してから記事にしようかと思います。
で。
最近湧いてきた疑問は【隔離期間中の契約はどうするのか】についてです。
何もなければ香港に到着して、その足でSIMなりキャリア契約なり
できるのですが、なんせ普通の生活の前に隔離生活があるので
どうしたもんかなーと日々ふんわりと悩んでるんです。
日本を出たあとの選択肢としては
- UQのまま渡航、ホテル隔離14日+自宅隔離7日を終えたらUQを解約
- UQは出発日付で解約、事前にSIMカードを入手しておき、渡航後SIMを使用
- 夫に香港キャリアで事前に契約してもらい、ホテルに差し入れ
の3つかなぁと思っていたのですが、
ホテルではwifiが使えるし、まぁあえて3を選ぶ必要はないか…
1の場合が一番楽なのですが、デメリットをあげるとすれば
解約するのに香港から国際電話でUQに電話を入れる必要があるということ。
解約手続きにどれくらい時間がかかるかわからないので、
通話料金が数百円で済むかもしれないし、少し嵩むかもしれないし。
UQは先日付を指定しての解約ができないため、(連絡した日が解約日)
出発前に解約しない場合はどうしても香港から電話しなければなりません。
ただ、機内モードでWIFIを繋げば香港での回線料金はかからないし
空港やホテルでも日本と同じ環境でLINEやSNSも使えます。
少なからずストレスのある隔離生活なので、
通信環境がいつもと変りなく使えるというのは精神的に大きいかと思います。
2の場合は、Amazonなどで販売されているSIMを事前に購入して…
ということなのですが、現地で販売されているよりは
もしかしたら割高かもしれません。
現地ではパッケージに表示されている値段よりも安く購入できた
という記事も目にしたので、定価とは…?割高とは…?な感じなのですが。
それはさておき、
出発日=到着日なので、香港に到着した時点では日本の契約はまだ生きているし
SIMの設定を機内や香港の空港で慌ててする必要もないので
ホテルなどで落ち着いてから設定できます。
そしてホテルでの隔離が終わって香港内の居住地に移動するときや
自宅隔離を終えて本格的に日常生活をスタートさせるときに
手元に街中で使えるスマホがひとつあるというのは動きやすくていいですね。
ただこの場合ネックなのは出発日でバタバタしている中解約の電話をするのか…
ということですね。
家→空港の移動時間、フライトまでの待ち時間など、時間は豊富にあるんですけど。
番外編としてauやUQには”世界サービス”というものがあって、
香港もそのサービスの対象です。
ただこれは日額いくらというサービスで、旅行者などの短期滞在者向けなので
これから駐在する人はあまり使いやすいサービスではなさそうです。
と、長々と書きましたが
- 入境後の隔離期間中
- 隔離生活が終わったあと
の携帯の契約についてはもう少し考えてみて、
自分に合うものを探そうかと思います。
どなたかのふわっと浮いてきた疑問に少しでもお役に立てればうれしいです。
今後も駐在準備にまつわる、ふとした「あれ…?これはどうすれば…?」に
だらだらと向き合っていきたいと思います。
次のテーマは何かな~
香港への入境や隔離生活のこと
香港駐在が決まってからもう1か月が経ったので、
最初は頭の中で散乱していた色々な疑問がひとつひとつ理解できつつある状況です。
備忘録までに記しておきます。
まずご時世柄、入境用件や隔離生活について。
日本は知らないけどなんか見た感じザルだし、
でも外国がそんなはずはないよな…と思い調べてみたら
やはり最大21日間、香港政府の指定した検疫ホテルでの隔離が必要とのこと。
ワクチン接種者は14日間に短縮。(ただし+7日間は自宅隔離)
このへんのことは在香港日本国総領事館のレターが詳しくてわかりやすいです。
この 【2 入境・出境及び検疫について】のところですね。
簡単にまとめると
- 隔離ホテルを自分で予約する(ワクチン接種者は14泊、非接種者は21泊分)
- ワクチン接種をした場合は接種証明書を自治体から取り寄せる
- 出国前72時間以内にPCR検査陰性+陰性証明書をもらう
- 搭乗前にオンラインで健康申告書を提出
- 香港到着後、入境前に強制検疫を受ける
の5点です。
ホテルに関して
私の場合は夫の会社で手配してくれて、もう決まっています。
息子が1歳で添い寝必要&ベッドから転落の恐れがあるので、
ダブルベッド希望、左右どちらかの側面が壁に接していること…なども
できれば要望として伝えておきたい…(夫に託した)
また差し入れは可能(対面は不可)らしいので、差し入れしてほしい荷物は
エア便に振り分けて先着するようにすれば隔離期間中に夫に持ってきてもらえます。
ルームウェア程度とは言え、息子と2人分の荷物を14泊分+おむつ2pcsは
ちょっと厳しいなぁと思っていたので一安心です。
あと確認したいのは1歳児向けの食事を出してもらえるかどうか…
もし無理ならこれまた大量のベビーフードを持ち込まないといけない。
ホテルとしては通常サービスでベビーミールも提供しているようなので、
何卒宜しくお願いしたいところです。
ワクチン接種証明書
これは自治体によって取り寄せ方法が違うと思います。
私の居住地では郵送でしか対応していませんでした。
出国前のPCR検査
上記の総領事館のリンクに詳しく記載がある通り、
検査機関や必要書類などは指定がありますので
出国72時間前にいる地域に該当する医療機関があるか事前に確認しておきましょう。
私は出国前は遠方の実家にいる予定なのですが
奇跡的にISO15189認定の病院が近くにありました。
健康申告書
名前やパスポート番号のほか、便番号や座席、連絡先などを申告します。
フォームを送信するとQRコードが作成され、その有効期限は48時間です。
出国直前にやると焦りそうなのでフライト前日にやったほうが良さそうです。
香港特別行政區衞生署 健康及檢疫資訊申報 HKSAR Department of Health Health & Quarantine Information Declaration
あとは到着後、強制検疫所に移動させられて検査、結果待ち、ホテル移動…
の流れのようです。
この結果待ちに2~3時間かかるようで、1歳児と一緒に1日が長いなぁ…
途中でぐずらなければいいなぁ…と今から胃がいたい…。
夫も一緒に行動できればまだ楽なんだけど…。
コロナめぇ……
ちなみに隔離期間については、つい1か月前までは更に
「香港入境時の抗体検査が陽性だった場合は7日間」という短縮措置がありました。
8/17頃だったか、その短縮措置で入国した外国人がその後コロナ陽性になってしまったんですよね。
その陽性者が住んでいる香港の住宅近隣の居住者、
潜伏期間中に立ち寄った場所に訪れた人、など全員にPCR検査を実施したと聞いています。
そしてやはり最低でも14日間の隔離は必要だということでこの短縮措置はなくなりました。
1歳児との14泊ホテル生活にかなり不安があった私は
抗体があれば7日間になるんだ!ヤッター!希望だ!と思っていましたが残念。
でも日本とはえらい違い、たった1人の感染者でもこの対応は素晴らしいですね。
今後も出国までにルールが変わることもありうるので、注視していきます。
長くなりましたが隔離生活のことについてはここまで。
御覧頂き有難うございました。
「転勤の話が出ました」
結婚して上京し、妊娠・出産・育児休暇を経て3年が経った2021年。
ありがたいことに息子はこの春1歳を迎え、保育園に入ることができ、
私は無事に育休から復帰した。
コロナ禍の育休中に都内にある私の職場もずいぶんと変革していた。
復帰後は完全リモートとなり、感染者が増えるにつれて「原則出社禁止」になった。
在宅勤務も慣れてしまえば子育てをする身にはこんなにありがたいことはない。
コロナが収束してもこの労働環境が続いてほしいなぁと思いながら日々を過ごしていた。
ある日、同じく都内勤務の夫が帰宅の連絡とともに「転勤の話が出たので家に帰ってから話します」とメッセージを入れてきた。
昨今の状況を差し置いて国内転勤をすることの意味とは…
行先はどこだ、大阪か?名古屋か?はたまた九州か?などと思いながら夫の帰りを待っていた。
夫は帰宅し、部屋着に着替え、私は食事の準備をしていた。
私が「どこ?」と話しを切り出す隙もなく夫はこういった。
「香港です」
…国内じゃない。この時期に国内でもびっくりするけど海外なんてあり得るのか。
不要不急なのではないかと思った。正直行きたいかどうかと言われると「嫌だな」という気持ちだった。
でも夫は海外勤務を希望していたのは知っているし、念願叶ったのだからめでたいことだ。
おめでとう、よかったね、と夫には言った。
なんだか一気に生活があわただしくなるなぁ。何から準備するんだろう。
保育園せっかく楽しそうだったのにな。仕事も復帰したばかりだったのにな。休職できるのかな。退職かな。
今通ってる美容院、すっごく気に入ってたし安心して任せられてたのにお別れかぁ。
海外で美容院行くのハードル高いな。髪の毛伸ばさなきゃ、色落とさなきゃ…(現在明るめのマッシュショート)
不安なことがありすぎて、言語化できる心配事なんてものはこんなしょうもないことしかないのである。
とりあえず香港のこと、引越のこと、渡航までに済ませておくことをひたすら調べる日々が始まったのであった。